前回の記事で『Crack it!』を使いましたが、非常に便利なアドオンなので、
あらためて紹介しておこうと思います。
オブジェクトを選択した状態で[Crack it!]ボタンを押すと、オブジェクトに亀裂が入ります。
オブジェクトの頂点を基準に亀裂を入れるので、頂点の数によって破片の数が変わります。
作成されたオブジェクトには、いくつかモディファイアが付いており、これらの値を調節すると破片の具合を変えることができます。
また、モディファイアをすべて外すと、単純な亀裂が入ったオブジェクトになります。
[From Child Verts]にチェックを入れると、子オブジェクトの頂点が亀裂の発生地点になります。オブジェクトの中心ではなく、頂点を使うので頂点の数や位置によって、亀裂の形は変わります。
子オブジェクトを複数にすると、亀裂の発生地点が増えます。
また、オブジェクトから離れた位置に亀裂の発生地点を置くこともできます。
拡縮X,Y,Zの値を変更すると、その方向に亀裂が伸びるようになります。
[Margin Size]は亀裂の余白です。値を大きくすると、亀裂の空白部分が増えます。
[Max Crack]は亀裂の最大数です。値を増やすと亀裂が増えますが、処理時間も増えるので注意してください。
[押し出し]の値を上げると、亀裂の表面の凹凸が増えます。
モディファイアを外してみるとよくわかります。
[材質のプリセット]からCycles用のマテリアルをいろいろと設定できます。
木や岩や排泄物などを設定できます。
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亀裂を作るときに便利な『Crack It』【Blenderの便利なアドオンを超簡単に紹介】
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