前回の記事の続きということで、レンズフレアを作る方法をもう一つ紹介します。
「Lens Compositing Node」というグループノードを使用する方法です。
アドオンではないのですが、分けるのも大変なのでそのまま紹介します。
こちらはテクスチャでフレアを表現するのではなく、コンポジットを使います。
ですので、Blender以外の普通の写真や動画に対しても、
レンズフレア処理をかけることができます。
処理前
処理後
動画
使い方をざっと説明します。
まずBlenderの画面をCompositingに変更して、ノードエディターのコンポジティングを表示し、[ノードを使用]にチェックを入れます。
アペンドから[lens_anamorph]というグループノードを持ってきます。
anamorphというのはアナモフィックレンズ風の処理をするということです。
[lens_dslr]というグループノードもありますが、そっちは一眼レフ風な処理になります。
使い方はどちらも同じです。
【追加 > グループ > lens_anamorph】
【追加 > フィルター > ぼかし】
【追加 > コンバーター > 数式】
の3つのノードを追加します。
数式を【大きい】に変更し、ぼかしに繋いでぼかします。
大きいの値を増やすと、画像の処理範囲が広がります。
これを[emit]か[glossy]につなぎます。
[emit]は画像の色を考慮せず、[glossy]は色も考慮します。
最後にノードの【画像】に画像をつなぎます。
ノードの設定を変更すると、どういう処理が行われるかを
画像としてメモしておきます。
デフォルト
bokeh
streaks
iris
star
halo
dust
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レンズフレアを作る方法を2つ紹介 その2【Blenderの便利なアドオンを超簡単に紹介】
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