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『Particle Instantiator』その4 lifetimeの使い方【Blenderの便利なアドオンを超簡単に紹介】

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前回の記事の続きになります。
今回も『Particle Instantiator』のlifetime機能について説明します。
lifetimeとはオブジェクトの寿命なのですが、これを使うとパーティクルの寿命に対応したアニメなどを作ることができます。
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『Particle Instantiator』で作られたオブジェクトには、lifetimeというカスタムプロパティが設定されています。
これはパーティクルの寿命と対応しています。
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lifetimeはドライバからオブジェクトに反映させることができます。
下の動画では拡大縮小に反映させ、オブジェクトがだんだん大きくなるように設定しています。
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いつも通り[Instantiate Particles]ボタンを押すと、元オブジェクトのドライバがコピーされます。
コピーされない場合は【Instantiate Drivers】のチェックが外れているのかもしれません。
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オリジナルのlifetimeを作ることもできます。
カスタムプロパティに好きな名前の変数を追加し、その変数にアニメーションを付けます。
その後【[Use Dupli~] > [Add Propa~]】にその変数の名前を入れると、
コピーされたオブジェクトのその変数がアニメーションするようになります。
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寿命によって色を変えたい時は『Object Color』アドオンを使います。
同じ作者のアドオンで2.99ドルします。
これを使うと、ランダムに色を設定したりすることができるようになります。
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元オブジェクトのオブジェクトカラーにチェックを入れ、更新をアニメに変更。
キーフレームを設定して色が変わるアニメを作ります。
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【[Use Dupli~] > [Add Propa~]】にobject colorという名前を設定すると
コピー先のオブジェクトにプロパティがコピーされます。
これで、マテリアルにオブジェクトカラーが送られるようになり、オブジェクトの寿命によって色を変化させることができるようになります。
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色はランダムに設定することも出来ます。
Instantate::Object Colorをランダムにすると、元のオブジェクトで設定したカラーが
ランダムに出てきます。
Random Interpolationを設定すると設定したカラー同士を補完した色が出てきます。
黒と白の場合は様々な薄さの灰色になります。
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ループにすると、設定した色が順番に出てくるようになります。
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