今月は忙しくて何も考えたくないので、けものフレンズの記事を書いていこうと思います。
その1はこちらです。
3DCGとはちょっと離れるんですが、ぼくが最初にこのアニメ好きかもと思ったシーンはこれでして。
このシーンの何が好きかというと、二人がカメラから映らなくなった後の風景まで映してるんですね。つまり映像の余韻というのを理解している。普通は見切れる前にカットしちゃいます。
北野武監督がよくやるんですが、ぼくはこれが大好きでして、これやられるとなぜか切なくなるんですよね。観客は傍観者でしかないことを強く意識させられて。
上のシーンでもう一つ思うのが、けものフレンズのキャラって、陰をテクスチャに描きこむ方式とってるんですよね。
ふとももと脇の下にいい感じに影が入っていて、これだけで立体感を出そうとしているのがよくわかります。
キーフレームの補間方法も見ていても面白いですね。
このアニメはコマを抜かず、フルアニメーションで動いてるので、結構この補間方法がはっきりわかって面白いですね。
全てに同じ補間方法を使っているわけじゃなく、場面やキャラクターごとに少しずつ変えているみたいです。
一話には出てきませんけど、後々でてくるスナネコちゃんがこのバックという補間方法を使いますね。こんな方法でキャラを立てて来るとは思いませんでした。
こんな視点で見てるのは僕だけのような気がしますがw
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3DCG方面から見る『けものフレンズ』第一話 その3【ちょっとしたメモ】
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