前回の記事の続きです。
『molecular』は設定を変更すると、ソフトボディのようになります。
ダメージが与えられるときちんと破壊されるところが、通常のソフトボディと異なります。
まず【Caluculate paticles weight by density】にチェックを入れます。
パーティクルとパーティクルの接続が良好になります。
【Activate Self Collision】【Activate Collision with others】の2つにもチェックを入れます。
【Activate Self Collision】はパーティクル間の衝突を行うかどうかの設定です。
【Activate Collision with others】は別のオブジェクトのパーティクルと衝突するかどうかを決める設定です。
【Friction】はパーティクル間の摩擦で【Damping】は弾み具合です。0.0でゴムボール、1.0で粘土ボールのようになります。
Linksの設定を変更します。この値を変更することで、様々な質感のソフトボディを作ることができます。
一番重要な設定が【Search length】です。
この値を上げるほど、丈夫なボディになります。
低すぎると、すぐバラバラになります。
【Tension】は拡縮を決める設定です。
上げるほど広がります。あまり値を変更し過ぎると崩壊するので注意が必要です。
【Stiff】は硬さを決める設定です。下げるほど柔らかくなります。
【Damping】はリンク間の弾み具合を決める設定です。
値を下げるほど、柔らかく弾むようになります。
【Broken】は破壊される度合いを決めます。
値が低いほど粉々に粉砕されます。
New Linking(at collision)は再リンクするかどうかを決める設定です。
ここを設定すると、Brokenで一度離れたパーティクルが再び接続されるようになります。
設定は上のものとほぼ同じです。
その1と同じで、設定が終わったら【Start~】ボタンを押すことで、処理が始まります。
↧
砂や流体を作る時に使う『molecular』 その2【Blenderの便利なアドオンを超簡単に紹介】
↧